ところで

あのー、随分更新の間隔があいてしまいましたけど、というか急に現代口語体になってますけど、ここはもう少しネット寄りの話題を書く、「はてなっぽい」日記にして、文語体日記は別のところでやろうかと考えています。

物見

久方ぶりの道場に稽古に赴く。病み上がりゆえ声は出さずに型のみにて稽古す。 Y氏は兄弟子なれど、型を手続きのみにて覚えしためか、技の理合を知らず相手として甚だ不足なり。「踊りぢやないぞ!」なり。 K-1 MAXの録画を見る。マサト健闘なりと覚ゆ。 本日…

天使

映畫チヤアリイズ・エンジエル・フルストツトルの銀盤を觀る。華やかで動き多く、娛樂的で良し。 しかし十七インチのPC畫面にて映畫を鑑賞するはいさゝか眼虗疲勞を及ぼす。電影箱の購入も檢討すべきか。(然れどもそれほどテレビ・DVD觀ないしなあ) 夜、豚…

咳をしても

感冒、ほぼ治りたれども咳収まらず。とりわけ夜半過ぎての咳耐え難し。日中収まり誌は、交感神経の働きによるものかと推察す。

咳止薬

感冒未だ不治。藥局にて咳止メ藥を買ふ。餘は普段藥を使はず、感冒はひたすら寢て治す主義なれど、咳が止まらなくてはそも寢られず。 エイビイシイマアトにて雨天用の鞜を買ふ。

鮭の腹身鹽燒

感冒、漸う小康を得たり。暫し逡巡せしが、本日を休むと以降の計畫進捗が危ぶまれるため强ひて出仕。 夜、鮭の腹身鹽燒きを買ふ。食べるところ少なく損した氣分なり。生塵が多く出るもまた避けたし。

本日晴天なりしが、流感故早起きを得ず、洗濯の好機逃したり。 蒲團の掛け布、枕を洗ふ。この枕はおそらく現れるのが5年ぶり故一寸考へられぬ位汚れてゐた。洗ひ始めが遲く、乾かず。 午後、見舞ふ子あり。蒲團屆く。こまねこ鑑賞し遊ぶ。 近所で祭りあり。…

感冒

感冒を発し臥したり。一週間前より豫兆ありしが昨日遂に發症す。午後、見舞ふ子あり。家事を手傳つてもらひ有り難し。病になりて知るは人の恩。其は掛け替へ無し。

面談

大殿と會食面談す。 「世の中に己と合ふ者が幾人をり、その內の幾人と知り合へるものかは」

大往生

祖母の訃報に接し会社を休み汽車にて千葉へ。故人を偲んで涙するもの多数。齢米寿にして大往生なりとぞ思う。 葬式でもなければ集まることもなき親類縁者と懇談し、彼らが人生の多彩さに我が人生を顧みる。

親子

包丁を始めて使う男に鶏肉は切れるのか? 今まで唯の一度も料理をしたことのない男に味付けはできるのか?できるできるのだ!見よ、ほかほかの白飯の上に乗った熱熱の具。 見よ、卵にからまった鶏肉とたまねぎ。こまねこ。

無印

新しき生活始まりて、無印良品などに寄りて日用品や小家具を買ひ求むるもまた樂し。 なほ遲刻は時間泥棒にして決して許されざる大罪なりとても、二度とせざるの誓ひ、幾たびか知れず。

溶けるスチロオル

睡氣に仕事遲々として捗らず、歸りも遲くなる。八つ時も食べそびれ、漸く家に辿り着きしは夜十時。電子レンジに發泡スチロオルが溶けることを食べ終へてから氣付く。朱雀、覺えた。 引つ越しと家電の梱包に用いられし段ボオルの束を纏める。深夜までかゝり、…

異臭

我が部屋に歸著するとまづ異臭。先日使ひし生ごみ袋からの、鷄肉の腐りし臭いなり。初めて生ごみと正面から向き合ふ。昨日買ひしごみ箱が早速役立てり。 自炊せり。餘の、餘によりし、餘が爲の邗なり。燒きそば、蒸し邗。評價は丙。一層の虗進を要す。カアテ…

水月

劍術の稽古が爲、實家に歸る。この日、島某君と稽古。『水月』『返し突き』等に良き助言受くる。 端末は小さけれども、太い囘線は快適なり。部屋にネツトが早く通らむかとを切に願ふ。この日歸らず。

遠き山に日は落ちて

澁谷にてかの子と雜貨を買ひ込み歸宅。買ひ物し夕邗など作ると早夜更けたり。あつといふ間の樂しき一日哉。夜は杯を傾けつ、いざや樂し圓居せん。

戦場の絆

歸りに秋葉原によりて電線や雜貨を購ふ。ついでに『戰場の絆』二等兵ばかりの我が軍に對し、左官や將官クラスの集ひし連邦軍に手も足も出ず。大將が戰場に出擊するわけがなからうに。 歸りの汽車の殺人的混雜に只々啞然。大丈夫かこれから。地元の遊技場にて…

不眠

雨だれにより寢られず。雜巾を敷いて事無きを得。大家に文句を言はねばなるまい。

不眠

夜半、蚊の出現により寢られず。ベエプを買はねばなるまい。

挨拶

豪雨。 家と駅とを往復し、日用品や引つ越しの挨拶の品を買う。引つ越しの挨拶は前日か当日にはすませておくべしとの指南に接し戸惑う。 隣の人は未だ捕まらず。大家さんに羊羹。和風邸宅なりしが羊羹。

転居

晴れ、雨、のち引っ越し。 大安吉日にて引つ越し。生家から初の独立が為、荷物少なく、自家用車一台にて引つ越し。食器、酒器、酒瓶、個人電算機、観葉植物、布団のみ。生活感なきこと甚だし。搬入、掃除においてはかの子の多大なる尽力に感謝するものなり。…

斜面

参の道場では『斜面』『左貫』の二つの技に絞りて稽古す。 午後はネツトで家電を注文しつつ引つ越しの準備したり。次に引つ越す機会あらば、もっと早くから準備すべしと堅く心に誓う。

最後の街

引つ越しの準備がため、地元にて『ヱヴァンゲリヲン -序-』を観る。この街に二人で遊ぶも稀なこととならむ。夜は熱帯雨林喫茶にて食事。映画が感想は本サイトにて。

焼き鳥

取引先の数名と酒宴。

昇級

壱の道場にて特別審査。先生の厚情に深謝す。昇級せり、五級。

仕事が長引き弐の道場には通えず。

廿

帰宅後、壱の道場に行きしが、廿分弱のみにて物足りなし。

松風

秋風。赤蜻蛉《とんぼ》飛びたり。 月曜から睡魔濃く仕事捗らざり、猛省すべし。仕事の向き不向きを云うべけんや。男には物を云ふべき時と云はざるべき時がある。云はねばならぬ時は云はねばならぬ。しかれども云ふべからざる時、云わでもの時、共に云ふべか…

見舞い

曇り、風强し。九月に入り俄に秋の風吹く。道場にて髮型を批判さる。今日の武道家の髮は短ければ短きほど譽められる物の如し。午後に祖母の見舞ひに行きしが、體に管を通され入れ齒も外され息も絕え絕えになりし祖母を見るは忍びなし。 「お祖母さん朱雀が來…

納涼船

天氣曇天なりき、風强し。こゝ參年來、夏には知己の婦女子らと連れ立ちて東京灣納涼船に乘るのが恆例行事になりし。乘船劵を落とすなど裵々の失敗あれど落船しなかつただけ良しとしやう。浴衣は見るも樂し、着るも樂し。無論其れ女子の浴衣や、男子の五百十…